ちらしのうら

感情の言語化をめざして

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

福永武彦『草の花』を読んで

感銘を受ける本に出会うときは、大抵の場合、本に呼ばれるものだ。この本との出会いもそうだった。ある冬の休日、いつものように本屋でふらふらと立ち読みをしていたとき、どうしようもなく「福永武彦」の名前に、そして本のタイトル『夢見る少年の昼と夜』…